1984年8月1日生まれ、身長167cm、東京都出身の元俳優。2000年代前半に舞台や若手俳優作品で活動し、明るい表情とテンポの良いリアクションを持ち味に、舞台上のムードメーカー的ポジションを多く担ってきた。大人数キャストの中でも細かな芝居で存在感を出すタイプのアンサンブルとして、現場からの信頼を集めていた。
ミュージカル『テニスの王子様』1stシーズンにおいて、2003年の立ち上げ初演から初代・堀尾聡史役として出演。「テニス歴2年」を自称するお調子者で、試合の解説や観客の代弁者となる重要なキャラクターを、振り切ったテンションと細やかなコメディ芝居で見事に体現した。加藤勝郎役の豊永利行、水野カツオ役の堀田勝とともに初代“1年生トリオ”を結成し、日替わりネタやベンチワークでカンパニーに圧倒的な「部活感」と賑やかさをもたらした。
原作の堀尾像に寄りかかるのではなく、「石橋裕輔の堀尾」として作り込んだ芝居は共演者やファンからも「堀尾そのもの」と高く評価された。初演以降のすべての本公演・追加公演に出演し続け、青学2代目の卒業となる2006年の『Dream Live 3rd』まで、一度もキャスト変更することなく初代トリオとして完全に走り切った。テニミュ卒業後の表立った芸能活動は確認されていないが、黎明期の大ブームを「観客目線」から支え、テニミュにおけるトリオの在り方を確立した初代・堀尾役として、当時の映像の中で今も色褪せない輝きを放っている。