1984年9月5日生まれ、身長173cm、滋賀県出身の元俳優。血液型はB型。2000年代後半を中心に舞台作品などで活動していたが、現在は芸能界を離れているとみられ、公的な最新情報は限られている。
2008年、ミュージカル『テニスの王子様』1stシーズン『The Progressive Match 比嘉 feat. 立海』において、比嘉中・甲斐裕次郎役の篠谷聖が肺気胸により急遽一時降板した際、香川・愛知公演の代役(アンダースタディ)としてステージに立った。特筆すべきは、彼のその凄まじい対応力とプロフェッショナリズムである。ラケットを逆手に持って放つ「裏手打ち(バイキングホーン)」という特殊なプレースタイルや、独特の沖縄弁、そして激しい「縮地法」のフットワークを、極めて短い準備期間で真摯に落とし込み、見事に公演の穴を埋め切った。
出演したのはわずか数公演という限定的な期間であり、その後療養を終えた篠谷が復帰したため、彼が「2代目」として役を正式に引き継いだわけではない。しかし、カンパニー最大の危機を救い、比嘉戦の熱を途切れさせずにバトンを守り抜いた「もう一人の甲斐裕次郎」として、当時のファンの間では伝説的な救世主として今も深く感謝と共に語り継がれている。1stシーズン比嘉公演の完走を裏で支えた、決して忘れてはならない重要なピースである。